2020年に転職しました。流れとしては2019年11月に転職活動を始め2019年12月に内定、2020年1月に退職し2月入社。
退職・転職した会社はこんな感じでした(企業名は伏せます)
退職した会社:受託やってて自社サービスにスライドした小さい会社
転職した会社:ECを運営している会社(開発チームは少人数)
技術ブログを作成したタイミングというのもあって転職活動を振り返ってみます。
スキル面
転職時のプログラミングのスキルはざっくりこんな感じでした。
- PHP 2年
- Vue.js 1年
- DockerとかVagrantとかサーバーなどの基本的なことはできる
- AWSは各サービスや特徴はざっくり理解して社内のインフラの人と会話は最低限できるくらい
経験としては3年弱くらい。
最初はWeb制作から入って受託でシステム開発を行って自社サービスの開発も行ったりした。どれも0からスクラッチで作り、運用の経験はほぼない。
転職の動機
前職入社時はWeb制作やシステム受託開発をやっていて、キャッチアップしつつタスクをやるということがメインでした。そこからクライアントとやり取りして件定義して開発などもやらせてもらいました。
入社して2年ほど立って受託から自社サービスへという方向にシフトしました。でもそう簡単に自社サービスもうまくはいかず、プロトタイプを作っては壊し、リリースまで行ってもユーザーが定着しないという状況が続きました。
その時に0からサービス開発をするのではなく、企業やサービスに共感できてすでに使われているサービスの開発・運用に携わってみたいなという思いを持ちました。そして、サービスや開発チームの規模感が大きすぎず、これからもっと大きくしていくというフェーズを希望として転職活動をはじめました。
使ったサービス
- レバテックキャリア
- 自分のスキルと希望している転職先を共有しきれずエージェントとミスマッチ感がありました。2回ほど企業と面接しました
- Green
- ここが一番使ったかも。自分の経歴をしっかり書けば、企業からもいいね来るし自分が気になる企業へもいいねできるので転職活動はしやすかったです。結果的にここ経由で面接を行うことが多かったと思います。
- Wantedly
- アカウント自体は持っていたので少しだけ使用。企業側の事業内容や思いを詳しく見れるのでイメージがわきやすいです。
- Kiitok
- エージェント的な立ち位置なのかな?一度転職相談してアドバイスとかもらいました。紹介して貰う前に転職活動を終えてしまったので面接などは行わなかったです。
- findy
- こちらも面談していただいてエンジニアの転職状況とか、Web系の自社サービスの会社の情報を教えていただきました。こちらも紹介して貰う前に終えてしまったので面接は行わなかった。
使ってて良かったって思うのはGreenとKiitokです。
Greenは自分から主体的にアクションでき、求人数も結構多いようで探しやすく重宝した。これにWantedlyを補助的に使う組み合わせが一番良かったかなと思います。
Kiitokは転職相談がとてもためになった。実際にメンタリングしてくださったのがCTOでメガベンチャーでゴリゴリやってた人で、その経験からキャリアのアドバイスをいただいた。求人も自社サービスメインの求人のようなので自社サービスに行きたい人はおすすめです。
IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen(グリーン)
kiitok (キイトク)
転職活動
転職活動の期間はトータルで3週間くらいでした。最初の1,2週間はカジュアル面談や一次面接をほぼ毎日入れてました(ときには1日2社みたいな日もあり)。
希望しているような企業と会ってみると自分のスキルはめちゃくちゃ評価されるということはなかったが、うちでもやっていけるだろう。という許容の範囲内の会社が多かったです。これがメガベンチャーだったりすると全然違った結果になっていたと思います。なので評価or許容してくれる企業を選ぶのは大事かなと。
カジュアル面談や1次はざっくばらんに話すことがほとんどでした。自分の経歴を軸にこれまで何をやってきてこれから何をやりたいのか、転職する理由は何か、仕事で頑張ったこと工夫したことは何か。うちの会社はこれまでこういうことをやってきて今はこれをやってこれからはこうやっていく。など自分と企業のこれまでとこれからを話すことが多かったです。企業側の参加者は採用担当だけだったりプラス現場の人という形がほとんどでした。
2次面接はいくつかの会社と行う予定だったのですが、転職先に内定をいただいて入社する意思は固かったのでお断りしました。
余談ですが、ざっくばらんにお話しするカジュアル面談しましょうってなって、実際は開発チームの役職付きの方が3人参加して技術のこと根掘り葉掘り聞かれて完全に面接になってて(なぜか威圧的だったし)最終的にお祈りされたことがあって、カジュアルの場なのに厳密にジャッジされるのはちょっと納得いかなかったですね。自分がカジュアル面談だからということで選考の意識を薄めていたのも良くなかったですが。
内定
内定をいただいた転職先は、カジュアル面談をしてチームの方と面談して最終で社長と面接という流れでした。
面談前に一度サービスを使いましたが、とても使い心地がよくユーザー体験が良かったです。それを踏まえた上で企業・サービスの理念だったりの考え方、開発チームのことを聞き、ユーザーに近いところで開発運用ができる、技術面でも自分のやってきたことを活かせそう、今回の転職活動で希望してることとマッチする、という感じこのサービスに携わりたい気持ちが強くなりました。そして社長面接では自分のことを話し、業界・サービスの詳しいことを聞いたりした結果、内定をいただきました。
自分でも驚くくらいトントン拍子に進み信じられないくらいでした。でもこれだけスムーズに進んだのと意思が固かったので内定を受諾し転職活動を終えました。
改善点
もし次回転職活動をする機会があったらこれからのことを注意したい
- 転職活動のスケジュールをツメツメにするとそれぞれの企業の深堀り不足になるし、てんやわんやするのでもうちょっと緩めて活動する
- 面接や面談で100%の力を出せるように、最初に何回か練習代わりの面接スケジュールを組む
- 事業のことだけではなく業界構造もしっかりとリサーチする
- 自分の業務経歴やスキルについて数字で結果を出せないところのアピール(見せ方)を工夫する
- 業務経歴でそのプロジェクトでどんなこと考え工夫したのかなどの思考と試行の部分を聞かれることが多かったので定期的に記録しアップデートしていく
まとめ
まず無事に納得のいく形で転職活動が終えられたので良かったです。
転職活動は今回が初めてだったので、始めるまで自分の市場価値というのがいまいちわからなかったです。
今後はエージェントや転職ドラフトなどのサービス、社外のエンジニアの知り合いを作るなど、定期的に市場における自分自身の価値というのを測るようにし、市場の需給などもチェックし自分のキャリアを作っていかないと思いました。