Ethereumクライアント「Geth」の環境構築方法

Ethereumクライアント「Geth」の環境構築方法

Geth

公開: 2018-01-07

更新: 2020-04-29

こんにちは、いつもお読みいただきありがとうございます。
Ken(@gootablog)です。

Ethereumクライアントの「Geth」をいじる機会がありました。備忘録として環境構築のやり方を残します。

サーバースペック

AWSのインスタンスを使用しました。

項目 スペック
イメージ Ubuntu 16.04
タイプ t2.large
ストレージ(プライベートネット、テストネット) 30GB
ストレージ(ライブネット) 300GB

Gethの動かし方によってストレージの大きさが変わってきます。
自分だけのノードを立てていじるくらいなら10GBくらいあったら足りるかと。Ropstenなどテスト用で使う場合、僕は30GBにしました。

本番のライブネット用で使う場合は、ブロックの同期方法(オプションでは--syncmode)によって若干変わってきます。fullの場合だと2018/01/06現在で約560GBあるので800GBは必要になります。fastの場合は同期を始めた時点によって変わってきます。最初200GBで動かしてましたが、2ヶ月程で容量が枯渇しそうになりました。どちらにせよ多めにしといたほうが良さそうです。

インストール

$ sudo apt-get install software-properties-common
$ sudo add-apt-repository -y ppa:ethereum/ethereum
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ethereum

上記の4つを順に実行していけばインストール完了します。

アップデート

$ apt-get update
$ apt-get upgrade

これでアップデートできます。

Gethの起動方法

Gethの起動などの方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

Ethereum(Geth)でプライベートネットを作成
Gethコンソールでよく使うコマンドをまとめました
Ethereum(Geth)でテストネット(Ropsten)に接続してみる
Ethereum(Geth)でJSON RPCを使って外部からアクセスする
Ethereum(Geth)をlivenetに接続してみる
Ethereum(Geth)をバックグラウンドで起動する&バックグラウンドからコンソールを起動する