こんにちは、いつもお読みいただきありがとうございます。
Ken(@gootablog)です。
Ethereumクライアントの「Geth」をいじる機会がありました。備忘録として環境構築のやり方を残します。
サーバースペック
AWSのインスタンスを使用しました。
項目 | スペック |
---|---|
イメージ | Ubuntu 16.04 |
タイプ | t2.large |
ストレージ(プライベートネット、テストネット) | 30GB |
ストレージ(ライブネット) | 300GB |
Gethの動かし方によってストレージの大きさが変わってきます。
自分だけのノードを立てていじるくらいなら10GBくらいあったら足りるかと。Ropstenなどテスト用で使う場合、僕は30GBにしました。
本番のライブネット用で使う場合は、ブロックの同期方法(オプションでは--syncmode
)によって若干変わってきます。full
の場合だと2018/01/06現在で約560GBあるので800GBは必要になります。fast
の場合は同期を始めた時点によって変わってきます。最初200GBで動かしてましたが、2ヶ月程で容量が枯渇しそうになりました。どちらにせよ多めにしといたほうが良さそうです。
インストール
$ sudo apt-get install software-properties-common
$ sudo add-apt-repository -y ppa:ethereum/ethereum
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ethereum
上記の4つを順に実行していけばインストール完了します。
アップデート
$ apt-get update
$ apt-get upgrade
これでアップデートできます。
Gethの起動方法
Gethの起動などの方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
Ethereum(Geth)でプライベートネットを作成
Gethコンソールでよく使うコマンドをまとめました
Ethereum(Geth)でテストネット(Ropsten)に接続してみる
Ethereum(Geth)でJSON RPCを使って外部からアクセスする
Ethereum(Geth)をlivenetに接続してみる
Ethereum(Geth)をバックグラウンドで起動する&バックグラウンドからコンソールを起動する